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2007.02.04 人って「成長」するのか?
たまに会話の中で、「成長する」とか「成長した」っていう言葉を聞いたりする。
だけど、人って本当に成長なんてするのか?

オレが思うに人が成長するなんてウソだよ。
ウソもウソ。大ウソ!

おそらく、本質的なものはほとんど変わらないまま人は一生を終えるんだと思う。
要は、「持って生まれた資質」ってやつ。

馬鹿は死ぬまで馬鹿だし、頭のいいやつははじめから頭がいい。
歌がうまいやつは、教えられなくても最初からうまく歌えるし、逆に音痴も生まれつき。
運動ができるヤツもそうだし、絵が上手なヤツもそう。

それをばらして本当のことを言っちゃうとまずいから、「努力すれば夢はかなう…」なんてキレイごとを小さいうちから教え込まれる。

こういうことに気付いてるやつは気付いてると思うけど、努力云々のおとぎ話を真面目に信じてるヤツが気の毒で、誰も本当のことを話してあげることはしない。

「成長する」なんていう言葉を聞くと、なんとなく小さかったものが大きくなるような印象を持つだろ?
それがそもそもの間違いなんだよ。

子供から大人になるっていう肉体的な成長は確かにわかりやすい。
だけど、それと同じようなイメージで「持って生まれた資質」までも「成長する」なんて考えるから話がややこしくなるんだよ。

肉体以外で小さかったものが大きくなる。
それって何だと思う?

それは、「知識と経験」さ。
知識を吸収したり、経験を積んだりする。
それを人は「成長している」ってカン違いしてるに過ぎない。

例えば、子供がお湯の入ったやかんに触って火傷したとするだろ?
すると次からは当然触らないようになる。

個人の成長のからくりは単純に表現すればこういうことだ。

もしくはさなぎが蝶になるような劇的な形態の変化なんかを想像するだろ?人が変化するものがあるとすれば、それはおそらく価値観だと思う。価値観の順位が入れ替わるのさ。


「持って生まれた資質」が成長するわけねーだろ!
50ccのバイクが10年後に1300ccになるわけないでしょ?
性格やセンス、思考回路には持って生まれたキャパがあるんだよ。

自分を変えようなんていう不毛な努力は、逆に自分を苦しめるだけに過ぎないってことさ。